建築・空間・環境デザイナー 栗田正光
建築・空間・環境デザイナー
栗田正光

のびのびと子供が育つインテリア術

子どもの目線で考えて楽しく心地のいい家に

子育て世代の関心を集める、子供のための部屋づくり。子供が多くの時間を過ごす家を、楽しく知的好奇心を満たす空間にかえることで、子どもの心と体の成長をサポートすることができます。

多くの体験を通して脳が発達する乳幼児期は、子どもの目の高さで考えることが大切。床から1mの範囲に五感を刺激する工夫を施すと効果的です。成長とともに、手が届く、見えるようになる、など楽しい仕掛けを用意するとさらにいいでしょう。

また、夏に蚊帳を使ったり、お月見やお花見など、季節を感じるイベントやアイデアを取り入れてみてください。そのときの色や味、においや気温など、楽しい思い出が心を育てます。
ただし、気をつけたいはバランスです。子どものためをあれこれ考えすぎて、片づけにくく、落ち着かない家になってしまっては困りもの。家族にとって心地いい空間にすることが何よりも大切です。

すぐできる!こどもの感性を刺激する6つのヒント

子ども部屋とリビングの子ども用収納で 状況に合わせた、機能的な部屋作り
のびのびと子供が育つインテリア術
のびのびと子供が育つインテリア術モダンで落ち着いた雰囲気のHさん宅。3LDKのうち1室は子ども部屋として確保していますが、「今はまだ、リビングで遊ばせることが多いです」と、リビングにも子ども用の収納スペースを設けています。

リビングのソファ後ろに設けた収納棚は、壁面に向けて配置。カラフルな子ども用アイテムが、リビングから目に入らない仕組みになっています。
一方、子ども部屋では、おもちゃを飾って思い切り楽しい空間に。「子ども部屋でひとりで遊ばせることもあります」。

子ども部屋とリビングの子ども用収納。空間の使い方と役割を考えた収納プランが、Hさん宅のインテリアの鍵のようです。

参考記事:雑誌スローライフより抜粋


Posted by 栗田. at 2010年07月16日23:24

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